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まめちの本棚

自分が「面白い」「皆さんに知ってほしい」と感じたことを書き記すブログです。※投稿内容は個人的な意見の表明に過ぎず、所属する組織の見解を反映するものでは一切ありません。

Day1 エミレーツ航空でドバイ経由テヘランへ

旅行日時:2013/10/25~26

18時半ごろ:

仕事を終え会社を後にする。会社には男子更衣室が無いので、トイレでスーツを脱ぎフリースと山用ズボンという旅スタイルに着替え、手荷物を抱えて会社のゲートをくぐる。

東京駅からは成田エクスプレスで空港に向かう予定だったが、予定より早く退社できたので節約のため普通電車を使うことにした。乗換案内によると、総武線で船橋に向かい、そこから京成に乗り換えるのが最も早いらしくその指示に従うことにした。

帰宅を急ぐサラリーマンで込み合う電車に揺られ、まずは船橋に向かう。

船橋には初めて降り立ったが、かなり下町然とした街並みであるという印象。

この街のどこかにふなっしーが潜んでいるのだな・・・としばし物思いにふける。

成田空港行きの切符を買ったあとで、駅の近くに金券屋を見つけ少し損した気分になった。

総武線快速とは打って変わって、京成の車内はかなり空いていた。

車内で「旅の指差し会話帳」を開き、付け焼刃でペルシャ語の勉強をする。

ありがとう、は「モテシャケラーム」か・・・なるほど。

エミレーツ航空は第2ターミナル発着。国際線で第2ターミナルを使うのはこれが初めてだった。

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予め空港に預けてある荷物をピックアップし、チェックインカウンターへ。

まずは経由地であるドバイへ向かう。

Eチケットを見せたところ、

「帰りの便はドバイからのご出発のようですが・・・イランからの出国便は予約されていますか?」

と質問されたので、シーラーズ・ドバイ間のチケットを見せイラン航空にて予約していることを説明。

帰りの便でノーショウが発生するのは困るからだろうか。

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無事チェックインも終わり、出国審査を経て制限エリアへ。

出国審査を過ぎると、見知らぬ地へと旅立つのだという実感が湧いてくる。

本屋に立ち寄り、中島敦の『李陵・山月記』を購入したが結局読まなかった。

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機材は、ボーイング777-300ER。

金曜日の夜だからか、飛行機は満席だった。

隣の席には大手旅行会社のツアーバッジを着けた初老の女性。

エミレーツ航空の座席幅が昔より狭くなった」とぼやいてらしたが、そうなの?

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定刻通りの離陸。

ほどなく機内食がサービスされた。

お味は評判どおり、かなり美味だった。メインディッシュはチキンのロースト。

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機内エンターテイメントシステム「ice」は、洗練され使い安いインターフェイス

タッチパネルの操作性も良好。「オブリビオン」と「ワールドウォーZ」を観た。

「ワールドウォーZ」には主人公が乗った飛行機が墜落するシーンがあるのだが、

機内上映用という事への配慮からか当該シーンはカットされていた。まぁ当たり前か。

ご飯を食べ映画を観終え、いつの間にかウトウトしていた。

目が覚めるとムンバイ上空。ほどなく朝ごはんがサービスされた。

クロワッサンがペシャンコなのが残念だった意外は、充分満足のいく味とボリュームだった。

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ドバイ国際空港に到着。ボーディングブリッジから降りたところで、添乗員さんがあちこちに散らばり自分が担当するツアー客を呼び集めている。ドバイを経由地とし、ウィーン、プラハマドリード・・・などといった都市へと乗り継いでいくようだ。

辺りから日本語が消え、いよいよ旅本番という気分になる。

アラブ圏を代表する空港とはいえ、特に「アラブ」を感じさせる仕掛けはないドバイ国際空港

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空港探検は帰りにすることとし、マルハバラウンジで一休み。楽天カードにおまけで付いてくるプライオリティ・パスが使える。

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海外でラウンジを使うのは初めてだったが、ターミナルの喧騒から遮断され、ゆっくりと休めるのはありがたい。

少し空腹を覚えたので軽く食事を摂った。

食事はビュッフェ形式で、客が好きに食べ物を摂る格好。

ホムスと言われるひよこ豆のペーストが付いてくるのがアラブ圏っぽい。

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到着した頃は真夜中だったが、だんだんと夜が明けてきた。

どこからともなくアザーンが聞こえてきた。イスラームの国にやってきたのだ。

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うだうだ本など読んでいるうちに、テヘラン行きの便の搭乗時刻になったので、ラウンジを後にし搭乗口へ向かう。

搭乗口からラウンジまではほぼターミナルを縦断する形になり、移動に15分程度かかるとのこと。

ターミナルビルの巨大さを実感する。

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テヘラン行きの便の搭乗口はC17番。中東行きの便が主に発着するようだ。

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途中の売店で水を購入。UAEディルハムの持ち合わせがなかったのでドルで支払ったが、

嫌な顔一つせずUAEディルハムでお釣りをくれた。

さすが金持ち国家UAEである。これが旧共産圏なら・・・(以下自粛

テヘラン行きの飛行機は、またもボーイング777だった。

この便もほぼ満席。週末だからだろうか?

辺りを見渡すと、女性は皆スカーフを付けている。

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離陸後しばらくすると、隣の席に座った女性に話しかけられた。

日本人?イランには何しにいくの?観光?どこに行くの?職業は?などと気さくに話しかけてくる。

英語と「指差し会話帳」を使い会話を楽しむ。

もう一つ向こうの席のおじさんは、「おお日本人か、ピスタチオ食うか?」とピスタチオの袋を差し出してきた。

イラン人のフレンドリーさの洗礼を受け、かなり不安が和らいだ。

フライト時間は2時間程度だったが、ちゃんと朝ごはんが出た。

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ペルシャ湾を越え、いよいよイランの大地に差し掛かる。

どこまでも広がる赤茶けた大地の中に、時折ちらほらと緑が現れる。

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イランでは飲酒が禁じられているものの、飛行機の中では関係ないらしくアルコールが供されていた。

僕にピスタチオをくれたおじさんは朝食と一緒に赤ワインを嗜んでいた。

後で知ったのだが、イラン国内では呑まないものの、国外ではアルコールを楽しむイラン人は結構いるらしい。

やがて飛行機は高度を下げ、テヘランイマーム・ホメイニー国際空港に到着。

機内食の酒をしれっと持ち込んでやれ、という不心得者は一定数いるようで、

「イラン国内へのアルコール持ち込みは禁じられています」と機内アナウンスで釘を刺されてしまった。

隣のおじさんがワインを飲んでいただけに、アルコールがご法度なのは建前だけかもしれない・・・と思っていたが、どうやらそういう訳ではなさそうである。とほほ。