まめちの本棚

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【エッセイ】「仕振り」という言葉

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銀行出身の上司が、「仕振り」という言葉を職場で使っているのを横で見ていて、

そういえば「仕振り」って銀行ジャーゴンだよなぁ・・・と思いググってみたところ、

4年前の自分のツイートが出てきたので懐かしい気持ちになった。

自画自賛ながら、割と的確な定義であると思う(笑)

「仕振り」の意味を、もう少し簡潔に表すならば、

「一般常識やビジネスマナー」

といったところだろうか。

なお、「デジタル大辞泉」の定義では、

し‐ぶり【仕振り/▽為振り】

物事をする仕方。やりかた。しぐあい。「話の―が堂に入っている」

とされている。

https://kotobank.jp/word/%E4%BB%95%E6%8C%AF%E3%82%8A-523281

「物事をする仕方」という意味合いが転じて、ビジネスマナーに忠実、という意味になったのだろうか。

この「仕振り」という言葉は割と便利で、つい使ってしまいがちなのだが、

こういった、共通了解がなされていない言葉を使うと、思わぬ間違いが起こりかねないので、

十分注意しなければならない、と思う。

(あえて真意をぼかしたい場合は別として)

ビジネスの世界では、齟齬がなるべく生じにくい言葉遣いを行うことが大原則であろう。

・・・という、教科書的な結論に落ち着いてしまった。

以上、意味の定まっていない言葉を使うことはビジネス上「仕振りが悪い」というお話でした。