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まめちの本棚

自分が「面白い」「皆さんに知ってほしい」と感じたことを書き記すブログです。※投稿内容は個人的な意見の表明に過ぎず、所属する組織の見解を反映するものでは一切ありません。

新人銀行マンにおすすめの本4冊【気軽に読める系】

こんにちは、まめちです。前回の記事に引き続き、

「新人銀行マンにおすすめの本」

を4冊紹介します。

今回は、仕事や資格の勉強の息抜きに読める、比較的ユルい本が中心です。

↓比較的まじめな書籍はこちらにまとめてご紹介しています。

mamechiblog.hatenablog.com

青木雄二ナニワ金融道』 

ナニワ金融道 1

ナニワ金融道 1

 

 カジュアルに読めて、かつ内容の濃い金融関係の本といえば、何を差し置いてもオススメしたいのは本書『ナニワ金融道』です。

会社の倒産を機に、消費者金融に転職した主人公・灰原達之が、数々の修羅場をくぐりながら一人前の金融マンとして成長していく姿を描いた漫画です。

「銀行業務検定」の「法務3級」のサブテキストとして、手形や小切手、連帯保証や担保の仕組みを知るうえではちょうどいいテキストだと思います。

もちろん、「お金を貸す」「お金を借りる」ということがどういうことなのか、を知る上でも大変有益な一冊です。

強くオススメします。 

青木雄二『ナニワ金融道』

 ◆黒木亮『アジアの隼』

アジアの隼

アジアの隼

 

 黒木亮氏は、銀行のリテール営業を振り出しに、こつこつと努力を重ね、銀行の海外派遣制度で大学院に通い修士号を取得した後に国際的なプロジェクトファイナンスなどを手掛ける部署に異動、そこで国際金融マンとしてのキャリアを積んだ後に作家として転身。今はロンドンに住みながら数々の作品を世に出しています。

黒木氏の経歴だけを読むと、一見近寄りがたい印象を受けますが、彼の作品には必ずと言っていいほど、リテール営業の現場で苦労を重ねる若手の姿や、経験者でないと書けないような銀行の営業現場の生々しいエピソードが出てきます。おそらく、現場で相当苦労されたんだろうなと察せられます。

黒木氏の作品はどれも味があって面白いのですが、「新人銀行員にオススメ」という観点では、本書『アジアの隼』が良いかなと思います。

ベトナムインドネシアを舞台に、海千山千のやり手金融マンを向こうに回し、銀行マンがビッグ・ディールをまとめ上げていく話です。金融の世界の面白さやダイナミズムを感じ取ることができると思います。

黒木亮『アジアの隼』

 ◆藤原久敏『あやしい投資話に乗ってみた』

あやしい投資話に乗ってみた

あやしい投資話に乗ってみた

 

 新人で銀行に配属されると、多くの人は支店に配属され、投資信託や保険商品の販売を担当することになるかと思います。

「投資なんてやったことないのに、どうしたらお客さんに金融商品を勧められるんだろう?」「そもそもこんなアヤシイ金融商品を売っていいのだろうか」と悩む方が多いと思いますが、本書「あやしい投資話に乗ってみた」を読むと色々なヒントが得られると思います。

本書は、もと信金マンだった筆者が「体を張って」挑戦した数々の投資経験と、その顛末を綴ったものです。

和牛オーナー、未公開株、高利回り預金など、どのエピソードも面白いのですが、本書で一番大切なメッセージは「あやしい」とは「きわめて主観的な概念」であり、あやしいという気持ちは投資の知識や経験の乏しさからくるのだ、という主張です。

なお、本書は過去に当ブログで紹介しているので、こちらもご参考にしてください。

 

mamechiblog.hatenablog.com

藤原久敏『あやしい投資話に乗ってみた』

◆三田哉『証券会社の「儲け」の構造』

証券会社の「儲け」の構造

証券会社の「儲け」の構造

 

資本市場において非常に重要なプレイヤーである証券会社。

市況に左右されやすいビジネスモデルゆえに、浮き沈みの激しい業界ではありますが、スピード感やお金に対する執着・嗅覚は銀行員と証券マンとを比べると大きな隔たりがあります。

そんな証券マンがどういう発想で日々を過ごしているのか?証券会社のカルチャーってどういうものなのか?を垣間見ることができるのが本著です。

なお、本書で解説されている「投資信託の手数料がどう分配されているのか」についての章はわかりやすく勉強になります。 

三田哉『証券会社の「儲け」の構造』

今日はこの辺で。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【関連リンク】

mamechiblog.hatenablog.com

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