【住宅ローン】「融資する側」の目線を知って、住宅ローン借入に活用しては?
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こんにちは、まめちです。
諸事情により、近々住宅を購入する可能性が高まりつつあることから、合間をみて不動産相場などを調べています。
さて、みなさんが仮に住宅ローンを借りるとなった場合、あるいは住宅ローンを借りた際、住宅ローンの借り方を知るにはどうする/どうしたでしょうか?
不動産業者や銀行員に相談する、という方が大半かと思いますが、「住宅ローンのお得な借り方」的なノウハウ本を読んで勉強した、という方も多いのではないでしょうか。
「借り方」についてのノウハウ本を読むことはもちろん有益なのですが、ひとつ視点を変えて、住宅ローンを貸す側のノウハウ本を読んでみてはどうでしょうか?というご提案です。
住宅ローンは、金融機関にとって重要な貸出の一つであり、その業務に従事する金融機関職員の数も多いことから、住宅ローンの貸し出しノウハウを知りたい、というニーズは相応にあります。
とはいえ、実際の貸し出しノウハウは、
- 金融機関の主催する社内研修
- 販売説明資料や申込帳票、審査マニュアルの熟読
- OJT
…などで体得していくことが多く、一般の方が安価かつ容易に手に取れる形ではあまり出回っていないのが実情です。
今回は、数は少ないながらも住宅ローンの「借し方」を紹介した本をまとめてみました。
◆上田不二雄、すねやかずみ『漫画で押さえる 住宅ローン審査の勘所』
◆上田不二雄『失敗しない 住宅ローン書類の見方と可否判断』
◆近代セールス社『必ず押さえておきたい!住宅ローンの説明と手続き』
上記3冊については、私が実際に読んだわけではないのでタイトルの紹介に留めておきますが、Amazonのレビューなどを読む限りでは信頼できそうな内容です。
なお、3冊とも「近代セールス社」から出版されていますが、当社は金融関連の書籍の出版社として歴史と実績を有しており、変な内容の本は出さないと考えられます。
私がローン担当者時代に、実務書としてデスクに置いていたのは下記の本です。
◆森田義男『はじめての不動産実務入門 金融マンが知っておきたい本当の常識』
<改訂新版> はじめての不動産実務入門 金融マンが知っておきたい本当の常識
- 作者: 森田義男
- 出版社/メーカー: 近代セールス社
- 発売日: 2015/02/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらは応用編になるので最後にご紹介しました。
住宅ローンに限った話ではないですが、「担保」となる不動産につき、注意すべき点は何かをコンパクトにまとめた本です。特に接道(土地と道路が適切に接しているか)が不動産を担保にとるうえでは非常に重要なのですが、初心者にはわかりにくい論点でもあります。本書は、接道や道路まわりについて豊富な図や写真を用いて丁寧に解説してあり、ここが本書の最も優れた点であると考えています。
他にも、「不動産を見る上では本人の感受性がものをいう」という趣旨の記述があり、これについても納得した記憶があります。
今日はこの辺で。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
※自分が住宅ローンの融資判断において何に注目していたか、は稿を改めてご案内します。