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【沖縄旅行】普天間飛行場にオスプレイを見に行った話

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こんにちは、まめちです。

2017年5月4日、沖縄旅行最終日に、普天間飛行場を見学してきました。

◆本編 

当日は朝7時ごろに起床し、朝食(沖縄みその入ったおにぎりと、昨晩のつまみのポークの残り)を食べてから、宿でレンタサイクルの手続きをして出発します。レンタル代は1時間100円と破格の安さでした。

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国道330号線に出た後は、道なりに北上します。5月上旬とはいうものの、照り付ける日差しは真夏のそれです。しばらく「ゆいレール」と並走が続きます。

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1時間弱ほど走ったところで、目的地の「嘉数高台公園」に到着します。

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沖縄戦における激戦地の一つであったこの場所には、当時の塹壕やトンネルの残骸、慰霊碑などがそこかしこにあり、当時の戦闘の激しさを物語っています。

丘のてっぺんには3階建ての展望台が立っており、そこから普天間飛行場を見下ろすことができます。

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3階からの眺望はこんな感じ。奥に見えるのが普天間飛行場です。住宅地との位置関係は伊丹空港に似ているな、という印象です。

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西側には東シナ海が広がっています。

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カメラを目いっぱいズームすると、複数の軍用機が泊まっていることがわかります。

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西側を眺めると、那覇空港に離発着する旅客機の姿が見えます。沖縄本島南部には、民間空港も合わせると数多くの空港が高密度に設置されていることがわかります。

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展望台に立っていると、15分に1回くらいの感覚で軍用機が離発着しています。軍用ヘリやオスプレイの発するバリバリという爆音はものすごく、こんな音を毎日毎日聞かされたらたまったもんじゃないだろうな、という気になります。

離陸していくMV-22Bオスプレイ

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離陸はとても滑らかです。

 

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テイクオフしたオスプレイは、爆音を立てて頭上を通り過ぎ、東のほうへあっという間に飛び去っていきました。

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オスプレイのほかは、CH-53シースタリオンなどが次々と飛来していきます。

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ゴールデンウィークの中日ということもあってか、観光客のような人も数多く訪れていました。みんなオスプレイ目当てのようで、オスプレイが飛来するごとに歓声を上げていました。

一方で、2回には超望遠レンズとエアバンド・レシーバーを構えた男性3人組が陣取っており、ただならぬ気配を醸し出していました。よくよく観察していると、どうやら基地を監視し、どのタイプの飛行機が何時何分に離発着したかを監視しているようです。飛行機が飛来するたびに、「UH-1、22分!」「CH-53、35分!」などと、機種と飛来時間を帳簿にメモしていました。おそらく市民運動家の方なのでしょう。

展望台には、下記のような基地返還後の都市計画を示したパネルが設置されていました。返還後は、道路を整備し、住宅地や商業施設などを誘致する目論見のようです。普天間飛行場が位置する宜野湾市は、那覇から10kmほどの場所に位置し、那覇市内へは十分通勤圏内に位置することを考えると、基地返還後の街づくりは、採算性が相応にありそうな気がします。

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写真を撮り終えたあとは、高台公園の中にある塹壕跡などを見学しました。

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こちらはトーチカの跡です。コンクリートでできた堅牢なトーチカは、今でも現役で使えそうな雰囲気でした。

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嘉数高台公園を後にし、宜野湾市立博物館に向かいました。

宜野湾市周辺で発掘された先史時代の展示がメインなのですが、沖縄線の経過と、その後の普天間飛行場収用問題をめぐる一連の展示も興味深いものでした。

こちらも入館料無料なので、基地見学の際に訪れるのもよいかもしれません。

宜野湾市立博物館

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