まめちの本棚

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禁酒を続けるために私が工夫していること。

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こんにちは、まめちです。

アルコールの摂取についてドクターストップがかかり、禁酒生活をここ1か月ほど続けています。

禁酒するよう指示されてからは、アルコールの欲求と戦うのが大変でしたが、色々と工夫することでアルコールの無い生活に慣れてきました。

今回は、アルコールを断つために私が試したアレコレと、その効果をご紹介します。

周囲に「酒が飲めなくなった」と説明する

家族、友人、会社の人といった自分とかかわりのある人に、禁酒の協力を求めました。

友人との会食やパーティー、会社のイベントに参加すると、必ずアルコールが供されます。周りが「ビール!」とオーダーする中、自分だけウーロン茶やノンアルコールビールを注文するのは中々気が引けるものです。これまで左党で通ってきた私ならば猶更です。

当然、何も説明しないままだと「なんでお酒飲まないの?」「一杯でもダメなの?」と周りに言われるわけですが、予め「病気の治療を進めるうえでアルコールが極めて有害だから一切酒を飲むなと医者に言われている」と事前に言っておくわけですね。

そこまで言ったうえで、尚も「飲め」と言ってくる人は今のところいないです。

ちなみに、酒がなくても友人との会食は十分楽しめますから心配はいりません。

(世の中には体質的にアルコールを飲めないけど、社交を楽しんでいる人なんていくらでもいますよね)

アルコールの害毒を説く本を読んだり映画を観たりする

「アルコールは益より害のほうが多い」

「従ってアルコールの摂取を止めるべし」

という単純なロジックを強化するという作戦です。

そのため、本を読んだり、映画を観たりしました。

ラインナップはこんな感じです。

●書籍:

 ◆アレン・カー『禁酒セラピー』
禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

 

Amazonで「禁酒」で検索したところ、1位にヒットしたので購入。酒に関する社会通念(酒を飲むとリラックスできる、社交的になる、酒を飲むのは楽しみのため)などなどにツッコミを入れ、「アルコールを自然に飲みたくなくなる」ことを目指す内容です。

私の場合、かなり効果はありましたが、本書を読む「だけ」で酒を止められるかどうかは微妙な所です。本書をとっかかりとして、禁酒を持続させる方法を模索するなど、プラスアルファの工夫が必要でしょう。 

吾妻ひでお失踪日記2 アル中病棟』
失踪日記2 アル中病棟

失踪日記2 アル中病棟

 

 過度の飲酒からアルコール依存症となり、「アル中病棟」に担ぎ込まれた吾妻ひでお氏の闘病生活を綴ったマンガです。病院で出会った人々の破天荒なエピソードが大変印象的でした。ひとたびアルコール依存症になると、いかに治療が難しく、かつ自分や家族の人生に害悪をもたらすかがわかります。

●映画:

デンゼル・ワシントン主演『フライト』
フライト (字幕版)

フライト (字幕版)

 

 パニック映画としても、ヒューマンドラマとしても良くできた映画です。終盤、ホテルの部屋でたまたまミニバーに入っていた酒を見つけ、飲むか飲むまいか逡巡するシーンは大変共感できました。

サンドラ・ブロック主演『28DAYS』
28DAYS [DVD]

28DAYS [DVD]

 

ラストシーンで、サンドラ・ブロックが「草は枯れちゃったけど、犬は生きてるわ」とアル中施設で一緒だった若者を励ますシーンが好きです。(詳しくは映画を観てください)

ノンアルコール飲料を飲む/甘いものを食べる

時折、衝動的に飲酒欲求が沸き起こることがあります。そんな時はノンアルコールビールを飲むか、甘いものを食べると大抵収まります。

なお、これらの対策が飲酒欲求を抑える効果がある理由ですが、

  • ノンアルコールビールは、「今ビールを飲んでいるんだ」と脳を騙している
  • 甘いものを食べると血糖値が上がる→アルコールを飲んで血糖値が上がったのと似た状態を作れる

…といったところではないか、と考えています。

 ちなみに、キリンの「零ICHI」と「アサヒ ヘルシースタイル」は、喉ごしや苦味などがかなり本物に近くオススメです。味には好みがあるので、色々なノンアルコールビールを試し飲みしてみると良いでしょう。

 ◆キリン 零ICHI
キリン 零ICHI ノンアルコール 350ml×24本

キリン 零ICHI ノンアルコール 350ml×24本

 
 ◆アサヒ ヘルシースタイル

お酒以外の楽しみや、リラックスする手段を見つける

自分がお酒を飲み続けていたのは、

  • アルコールそのものが美味しいと感じていたこと(=生活上の楽しみ)
  • アルコールを飲んでリラックスしていたこと(=飲酒をストレス解消の手段としていた)純粋な暇つぶし

という要因が大きかったと思います。

禁酒を長続きさせるには、飲酒に代わる「生活上の楽しみ」と、「ストレス解消の手段」を見つけないといけない訳ですね

まだ試行錯誤を続けている段階ですが、自分が試してみて効果があったのは下記の通りです。

  • 読書(小難しい本ではなく、マンガや小説を読む)
  • ダラダラとツイッターやネットサーフィンをする
  • ボルダリングに行く
  • 彼女や友達と食事に行く(もちろんアルコール抜きで)
  • 食事のクオリティを上げる(アルコールの代金を料理の質の向上に充てる)

要は、アルコールを飲んでいる時間と、酔ってフラフラになっている時間を何に充てるかということです。

個人的には、最初のうちは

「何でもいいから、アルコールの摂取以外で時間をつぶそう」

と言うくらいの、ゆるい心構えのほうが、無理なく続けられるんじゃないかと思っています。

最後に

禁酒を始めてから1週間くらいは、飲酒欲求を抑えるのに非常に苦労しましたが、最近は飲酒欲求がかなり小さくなっています。上記の対策が功を奏しているのでしょう。

物事を続けるには、「3日・30日・3か月・3年」が大事で、これらの節目を通過すれば習慣として定着するとよく言われています。この調子で無事30日の節目を越えたいと思います。