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【お題箱】涸沢ヒュッテでソロテント泊を夏にしようと考えてます。テント泊にオススメのテント、食事作るグッズなとがあれば教えてください

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こんばんは。まめちです。

お題箱に寄せられた質問に回答していきます。

今回の「お題」はこちらです。

Q.涸沢ヒュッテでソロテント泊を夏にしようと考えてます。テント泊にオススメのテント、食事作るグッズなとがあれば教えてください。

A.少し長いですが、下記の通りご回答します。 

1.夏季の北アルプス・テント泊山行に適したテントは何か

この条件を満たすテントの種類を挙げだすとキリがないのですが、

・アライテントの「エアライズ1」

アライテント(ARAI TENT) エアライズ1(AIR RAIZ1) 1人用

アライテント(ARAI TENT) エアライズ1(AIR RAIZ1) 1人用

 

 または

モンベルの「ステラリッジテント1型」

 のどちらかを買っておけばよいと思います。

どっちも性能的には大して変わらないです。

 (最近、MSRやNEMOなどの海外ブランド系テントや、ウルトラ・ライト志向の「シェルター」なども出ているようですが、試したことがないので今回は勧めません)

 できれば、山道具屋さんが密集しているところ(都内だと、神保町や新宿、池袋など)に出向いて、ご紹介した「エアライズ」「ステラリッジテント」の実物を触ってみることをお勧めします。

大きな山道具屋さんだと、テントが実際にディスプレイされていることが多いです。

テントの中に入って実際に出入りしてみたり、入り口のファスナーを開け閉めしてみたりするなどして、納得のいくものを選んでください。

どちらもイイお値段のする代物なので、ぜひ満足いく買い物をしてほしいと思います。

(確か、涸沢ではテントをレンタルしてくれたような気がするので、ググッてみてください。実際にテントを買うのはそれからでもいいかもしれません。)

2.調理器具は何を選べばよいか。

これも非常に難しい質問で、人によって千差万別です。

家であらかじめ下拵えをした食材を持ち込み、色々な調理器具を用いて豪勢な食事を楽しむ人もいますが、

こだわらない人は3食カロリーメイトでも平気…というほど、個人差があります。

私のように、登山において「食」にあまり執着のない方向け、という前提でお答えします。

・お箸

格好良く言うとカトラリーですね。これは割りばし一択です。

(山用語では箸のことを「ブキ」と言います。覚えておくと山ガールにモテるでしょう)

コンビニでタダでもらえる、袋に入った割りばしを集めておくとよいでしょう。

ビニール袋に入っているため、ハダカの割りばしに比べ衛生的だからです。

割りばしではどうも雰囲気が…という方は、このようなコンパクトに畳めるお箸がよいでしょう。

 ・コッヘル(クッカー)

モンベル(mont-bell) クッカー アルパインクッカーディープ 11 1124449

モンベル(mont-bell) クッカー アルパインクッカーディープ 11 1124449

 

私は、山での食事はアルファ米フリーズドライの食品をお湯で戻して食べるか、カップヌードルを持っていてズルズルやるかの2択なので、必要最低限のお湯を沸かせるこの小さめのコッヘルで十分です。 

あ、これも山用語ですが、登山用の鍋釜のたぐいのことを「コッヘル」と呼びます。これも覚えておいて適宜使うと通ぶれてよいでしょう。

 ちなみに、アルファ米のパックはこちらです。お湯をかけて20分ほど放っておくと、ふっくらとしたお米に戻せます。

アルファ米 白飯100g×5食

アルファ米 白飯100g×5食

 

 上記のアルファ米の白米に、下記のフリーズドライどんぶり」をお湯で戻したものをかけて、雑炊状にしたものが私の登山の定番食です。

これらを食べたあと、インスタントコーヒーを啜りながらようかんやチョコレート、ビスケットなどをチビチビ食べながら、寝袋にくるまって寛ぐのが好きです。 

 これらのフリーズドライ食品はたいていの山道具屋さんに置いています。もし口に合わなかったら、折角の山登りが台無しになってしまうので、山に行く前に家で試食してみてもよいでしょう。

・ガスストーブ

EPI(イーピーアイ) QUOストーブ(日本製) S-1032

EPI(イーピーアイ) QUOストーブ(日本製) S-1032

 

 火をおこす道具も実は色々あるのですが、とりあえず取り扱いが容易で安全性の高い、ガスタイプを使うのがよいでしょう。

ガスストーブも色々種類があるのですが、上述した比較的小さなクッカーを用いる場合は、鍋受けの大きさはさほど必要ないので、ここでご紹介した軽量コンパクトなものを使えばいいと思います。

最後に

初めてのテント泊って色々とドキドキすると思うのですが、何かトラブルがあったらそれを楽しむ、くらいの心構えでいくと良いと思います。

ぶっちゃけ、夏の涸沢だと山小屋もオープンしてますし、周りにいっぱいテントがあるので、何かあっても何とかなります。

リラックスして、夏山登山を楽しんできてください。