「もう一度行きたい場所」シリア・グルジア・イランの思い出
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最近は山ばかり登っていますが、その前は海外旅行に行くのが大好きでした。前に勤務していた銀行では、夏休みとして最大9日間の休みが取れるのと、別に3日間の連続休暇の取得が認められていたため、この制度を最大限利用して色々なところに出掛けました。
ちなみに、社会人になってから訪れたことのある国は下記の通りです。
中でも、印象に残っている場所を3か所ご紹介します。
パルミラ(シリア)
どこまでも広がる砂漠の中に突如として現れるオアシス都市の遺跡です。夕日に沈んでいくパルミラ遺跡の美しさは脳裏に焼き付いて離れません。
パルミラは、ISによってひどく破壊されてしまったと聞いていますが、残念でなりません。私に執拗にまとわりついてきた物売りの子供は、激烈な戦闘を無事に生き抜けたのでしょうか。ISに関連するニュースを耳にするたびに心が痛みます。
カズベキ(グルジア)
グルジアを訪れた際、美しい山々の景色を見たいと思い、ロシアとの国境であるカズベキという街を、まる2日かけて訪れました。
山々も美しかったですが、現地で食べた乳製品が新鮮で、とても美味しかったのを覚えています。
外務省が「退避を勧告します」と安全情報で警告しているとはとても思えないほど、静かで平和な地域でした。(もっとも、昔はこの辺りを山賊が跳梁跋扈しており、グルジア政府が討伐軍を送って掃討したそうですが・・・)
イスファハーン(イラン)
「イスファハーンは世界の半分」という言葉を世界史の授業で耳にしたのはいつ頃だったでしょうか。
それ以降、「どんな美しいところだろう」という興味を持ち続けること幾星霜、2013年の10月に念願かなってついに訪れることができた感動は今でもよく覚えています。
小指の爪よりも小さいタイルを敷き詰めて描かれた幾何学模様のモザイク、
光を浴びて七色に輝くステンドグラスは実に美しく、千夜一夜物語の舞台はかくや、という思わせる幻想的な場所でした。
イランは超絶オススメ
印象的だった訪問地を三か所紹介しましたが、中でももっとも楽しく快適に過ごせたのはイランでした。
何しろ人が優しい、飯が美味い、物価が安い、と3拍子揃っており、快適なことをこの上なかったです。
ビザや飛行機の手配などが面倒で、渡航するにはなかなかハードルの高い国ではありますが、渡航手続きにかかる様々な面倒を乗り越えてでも行く価値のある国です。ぜひ旅行先として検討してみてください。
なおガイドブックは、『地球の歩き方』と"Lonely Planet"を併用すると丁度いいです。日本語で読めて、写真や図の情報が多い『歩き方』をベースに、細かい情報を"Lonely Planet"で補完するイメージですね。この方法でだいたいのマニアックな国の旅はカヴァーできます。
◆『地球の歩き方 イラン ペルシアの旅』
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◆"Lonely Planet Iran"
なお、大昔にイラン渡航のノウハウをブログに纏めています。こちらもご参考になれば幸いです。
今日はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。