まめちの本棚

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インデックスファンドの「隠れコスト」論争をめぐるまとめ

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久しぶりにブログを更新します。

4月14日(日)からその日の終わりごろにかけて、インデックスファンドの「隠れコスト」というテーマで、TLが大いに盛り上がりました。

「パッシブファンドのコスト」という非常にニッチなテーマをめぐり、運用業界の実務担当者(と思われる)方による数々の興味深い投稿がなされ、大変勉強になりました。(これこそTwitterの魅力ですね!)

このような貴重な知見を、Twitterのサーバーの中に死蔵してしまうのも勿体ないと思ったので、ブログで纏めることにしました。

※もし問題がありましたら適宜対応しますのでご連絡ください。

発端

発端は、「青井ノボル」氏によるこのブログ記事にかかるツイートです。

この記事の要点は下記の通りです。

  • インデックスファンドには信託報酬や売買委託手数料、税金などの他に、詳細が開示されていない「隠れコスト」がある
  • 「隠れコスト」には、バスケット取引にかかる手数料などが挙げられる。この取引にかかるコストは、本邦のルールでは開示しなくてよいことになっている。
  • 個人投資家には真のコストを正確に把握する術はない。フィデューシャリー・デューティーを日本に根付かせるためには、投信のコスト開示については更に厳格なルールで運用すべきかもしれない

この記事に対するShen氏のツイートがこちら。

このツイートを見て、私がインデックスファンドの運用を巡りツイートしたことで、話題が広がっていったようです。

以下に、インデックスファンドの抱える問題点を指摘したツイートを整理して紹介します。

事務負担が非常に大きい

取引コストを厳密に分離する方法がそもそもない

ファンドの繰上償還は実務上不可能

パッシブファンドの最大のリスクは流動性

フロントランニングにかかるコスト

ファンド運用の実務に接している(と思われる)方からの臨場感あふれるツイートを読むことができ、大変勉強になりました。

個人的にはこのツイートが一番ツボッたので最後にご紹介します。

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 参考記事

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